強制給餌と放射線

7月18日に1回目の照射をスタート。
放射線治療では、照射をすることでじわじわと腫瘍が小さくなるという仕組みのため、
それほど速く反応が出ることはない、と言われていました。
照射を終えて数ヶ月たち、徐々に大きさが小さくなっていることが確認できる、というのが
通常の反応のようです。

すでにこの段階で、ひめはご飯もお水も自力で食べられなくなっているため、
医師から強制給餌をするよう、指示を受けました。
缶の流動食を水で溶き、シリンジに入れて口に少しずつ流し込み、
何とか栄養を取らせる、という方法です。
二人がかりでないとできない作業のため、一人がひめをテーブルの上で抑え、
ひとりがシリンジにご飯を入れ、口に入れていきます。

何とかひめも頑張ってくれて、口の中に入れてはゴックンと飲んでくれるのだけれど、
ちょっとずつしか食べられないため、それに私達も慣れていないので
時間がかかって大変です。
30ccのシリンジで、半分程度積めたものを10回以上口に持っていくので、
お互いに根競べのような状態になってしまうし・・・。
それでも、これで少しでも食べてくれないと、
先生の言うように「まずは体力をつけて、12回を乗り切れることが目標です」ということが
できなくなってしまうので。

もうみんな、泣きそうになりながら毎回の強制給餌をやってきました。
お願いだから食べてくれ、そして体力をつけてくれと祈りながら。
1回の食事に1時間はかかります。
それでも水分量はどうしても足りない。
シリンジであげても、水はうまく入らないのです。
寝ている時にも口をあけて、少しずつでも口に流し込んでみました。
でも、結局のんでいると思われる量は、せいぜい数10ミリ程度。
どうやっても必要な水分量には足りません。

なので、ひめは毎日非か点滴を受けることになりました。
それまでもずっと、軽い脱水症状だったため、
少ないときでも300ml、多いときは460mlを入れてもらっていたのですが。
ただ、毎日が病院通いになっていて、背中に点滴を指されることを嫌がっているのをみると、
辛くなってしまいます。
でも、これをやらないと命がつなげないのです。
心を鬼にする、というのは、こういうときの心情なのでしょうね。

初日、ひめは照射をの位置決めをしたからか、
お鼻の数か所、お顔の数か所が、赤いマジックで点がついていました。
きっとこれに合わせて、今後の照射が行われるのでしょうね。
そういえば私の乳がんのときの放射線も同じでした。

とりあえず1回目を終えたひめは、16時過ぎに戻ってきました。
まだまだ何も変化はありません。辛そうな状態には変わりなないです。
そりゃそうでしょうね、そんな簡単にはいかない、判っていることです、

それでも、何か成果が出てほしい、と思ってしまうのは欲張りでしょうか。
願わくば、自分でお水が飲める程度に、早く戻ってほしい。
点滴の連続は可哀そうです。

なんとなく病院特有の消毒のにおいがひめについています。
体を軽くふきながら、初日を終えて自宅に戻り、
また、強制給餌の始まりです。
朝から何も食べていないはずなので、少々多めのご飯です。

今度は水曜日、2回目です。
まだ治療はスタートしたばかり、これからです。

期待しすぎてはいけないのだけれど、せめてご飯を食べてほしいのよね。
一度じゃそんなに変わらないか・・・。
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プロフィール

ひめまま

Author:ひめまま
巨大な脳下垂体腫瘍を患い、高度治療を受けながらも2012年3月に虹の橋を渡っていった愛娘ひめの、とっても頑張った闘病記録と、運命の出会いで我が家にやってきた二代目ひめことの、コーギー生活をまとめています。

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